【DPF洗浄】トヨタ「レジアスエース」DPF分解洗浄の工程を写真解説でご紹介!(最新版) 目次1 レジアスエース2 レジアスエース触媒洗浄の効果3 リコールについて4 洗浄解説5 ①分解・切断6 ②通水検査7 ③浸漬8 ④洗浄9 ⑤乾燥10 ⑥溶接11 ⑦組み込み12 ⑧塗装13 ⑨梱包・ご返送14 最後に レジアスエース ・メーカー:トヨタ・車種:レジアスエース・参考型式:KDH201 レジアスエースは名前こそ違いますが、ハイエースとほぼ同じ車輌になります。なぜ名前が違うのかというと、車輌の流通ルートによって変わるそうで、基本的な構造や装備はハイエースとあまり変わらない模様です。商用から乗用まで幅広い人気の車種のため、弊社の中でも洗浄依頼の特に多い車種になります。 レジアスエース触媒洗浄の効果 今回はトヨタのレジアスエースの洗浄記録になります。ハイエース・レジアスエース共通で以下の不調でお悩みの方は、DPF洗浄で改善される可能性がございます。1.DPFの再生周期が短くなっている2.DPFの再生時間が増え支障が出ている3.DPFチェックランプの点灯4.エンジンがうまく吹かないこれらの不調は全て、DPFマフラーの性能の低下によって起こる事象です。DPFの洗浄によって解消する可能性が十分にあります。下記リンクにて、ディーゼル車の不調に関する理由などをまとめた記事があります。>>詳しくはこちらから<< リコールについて トヨタは、ハイエース・レジアスエース・トヨエースの3車種にリコールの届出をしています。場合によっては無償修理が可能なので是非ご検討ください。またリコールに伴いトヨタは保証期間の延長を発表しています。5年 ⇛ 9年 (新車登録より)期間内の方は一度トヨタにお問い合わせしてみてはいかがでしょうか? 洗浄解説 DPF洗浄の工程を順に解説していきます。 ①分解・切断 こちらがレジアスエースのDPFのマフラーになります。写真右側がエンジン側で、左が排気口側です。真ん中から出てるパイプが差圧パイプです。ここからセンサー類やステーを外していきます。 切断場所をマーキングしていきます。酸化触媒とDPFフィルタ、前後のパイプで4つに切断分割します。 酸化触媒とフィルタを切断します。 左側がDPFフィルタ、右側が酸化触媒です。今回は見たところは溶損無しなので、洗浄で対応可能です!このあとの通水検査の工程で内部の溶損がないか確認していきます。 ②通水検査 通水検査の様子です。内部の溶損の確認をしています。 ③浸漬 弊社オリジナルの特殊な洗浄剤に浸漬していきます。ススやアッシュが反応して気泡が出てきています。この洗浄剤でススやアッシュが分解され除去しやすい状態になります。 ④洗浄 高圧洗浄機での手洗い洗浄になります。フィルタを傷つけないように慎重に洗浄していきます。 薬品の効果でフィルタ内に残っていたススやアッシュが出てきます。 左側の画像が洗浄前の通水検査時の画像です。右の画像が洗浄完了後の写真になります。見て分かる通り、内部のススやアッシュが除去されているので、きれいな水が出ているのと、水の飛び方も綺麗に飛ぶようになっています。 ⑤乾燥 エアブローでフィルタ内の水分を丁寧に飛ばしていきます。 エアブロー後にジェットヒーターで乾燥させていきます。乾燥が不十分な場合、車体に取付後急激な温度上昇で発生した水蒸気でフィルタが破損した事例があります。 ⑥溶接 溶接していきます。左画像分かりづらいですが溶接時の画像です。右画像で溶接部分がつながっているのが分かると思います。切断した部分を全てつなぎあわせていきます。 溶接完了です!ほぼ元の状態に戻っています。 ⑦組み込み 遮熱板の組み上げをしていきます。 ⑧塗装 最終工程です。耐熱塗料で綺麗に塗装していきます。 塗装も完了です! ⑨梱包・ご返送 丁寧に梱包しお客様のお手元にご返送いたします。 最後に 今回はトヨタ「レジアスエース」の洗浄をさせて頂いておりますが、ハイエースやトヨエースも同じ様な構造のDPFを搭載しており、弊社技術で洗浄が可能です。レジアスエースのDPF交換費用は約30万での見積もりが多いかと思われます。弊社の洗浄では64,000円で新品同様の品質に戻す事ができます。DPF洗浄でお悩みの不調が改善される可能性は十分あります!もし、洗浄で対応出来ない場合でも弊社ではリビルトDPFの取扱をしております。弊社リビルトDPFは純正価格の半額以下に部品コストを抑える事が可能です!DPFの不調・交換費用でお悩みの方は是非、DPFドットコムへお問い合わせ下さい!