【洗浄解説】いすゞ「エルガミオ」中型バスのDPF洗浄もDPFドットコムへ! Contents1 エルガミオのDPF洗浄2 エルガミオ洗浄記録2.1 ①分解2.2 ②通水確認2.3 ③浸漬2.4 ④洗浄2.5 ⑤乾燥・研磨・組み上げ(溶接)2.5.1 研磨2.5.2 乾燥2.5.3 組み上げ(溶接)2.6 ⑥塗装2.7 ⑦梱包・ご返送3 最後に エルガミオのDPF洗浄 今回はいすゞの中型バス「エルガミオ」の洗浄記録になります。エルガミオのDPマフラーは同メーカーのいすゞの中型トラック「フォワード」と同じものが搭載されています。 エルガミオ洗浄記録 ①分解 まずは分解していきます。差圧パイプ・カバー類を外していきます。 いすゞのDPマフラーは、画像の通り基本的に3分割で分かれる構造のものが多いです。向かって左側がフィルタ、中央がリアカバー、右側が酸化触媒になります。フィルタは排気ガスの入ってくる側なのでススで黒くなっているのが分かると思います。 ②通水確認 分解が終わり、次はフィルタの通水の確認を行います。この作業で見た目ではわからないフィルタ内部の溶損を判断すると同時に、溜まっているススやアッシュなどの汚れを押し出します。 通水すると画像の様にスス混じりの黒い水や、茶色のアッシュ(エンジンオイルの燃えカス)が押し出されてきます。 ③浸漬 この工程では、弊社独自開発の薬品に浸し、ススやアッシュを科学の力で分解します。 ④洗浄 浸漬が終わり、取り出したフィルタです。ここから高圧洗浄機を使用して手洗いしていきます。 浸漬の効果もあり、フィルタの表面に固着していたススが取れていきます。 分かりづらいですが、画像の赤丸部分がフィルタ表面のススが高圧洗浄によって剥がされて飛ばされてる様子です。この洗浄工程と先ほどの浸漬工程を繰り返し施工し、最終的に通水してスス混じりの水が出なくなれば洗浄完了となります。 ⑤乾燥・研磨・組み上げ(溶接) 研磨 洗浄が終了したので、研磨し表面の汚れやサビを落としていきます。 リアカバーのフランジ面も丁寧に磨いていきます。 フィルタのフランジ面研磨です。サビ汚れが一目瞭然! 乾燥 エアブローとジェットヒーターで乾燥させ、フィルタや触媒内部の水分も飛ばしていきます。 組み上げ(溶接) 各パーツの研磨が終わり、ここから元の状態へ組み上げていきます。 組み上げ完了です!ボルトの緩みが無いか1本1本確認しています。エルガミオのDPFは各部品がボルトで分解出来る構造になっているので、溶接は必要ありませんが、他のメーカーや車種では溶接で組み上げる場合もあります。 ⑥塗装 マフラー用の耐熱塗料でムラなく綺麗に塗装していきます。塗装が終わると、塗装剥がれが起こりにくくするため、赤外線ヒーターで焼き付け乾かしていきます。 ⑦梱包・ご返送 丁寧に梱包しお客様のお手元にご返送します。 最後に 大変長くなりましたが、以上が洗浄の工程になります。弊社ではこの工程を3日間で、実施させて頂いております。限り無くDPF本来の性能に近づけるため、1工程ずつ丁寧に施工しております。新品交換で30万以上のお見積りも、弊社の洗浄では費用を半分以下に抑えることが出来ます。エルガミオの場合82,000円(税別)で、送料込みでご案内しております。また洗浄での対応が難しいものも、新品のものより格段にお安い弊社取扱のリビルトDPFをご案内しております。DPFマフラーの詰まり、ランプの点灯などでお困りの方は是非、DPFドットコムへお問い合わせください!