【日野バス】メルファDPF洗浄記録!バスの不調も分解洗浄で解消! | DPFドットコム

【DPRマフラー洗浄】日野 メルファの目詰まりを解消|2024年最新版

【2024年5月16日更新】

※写真はイメージです。

日野「メルファ」は中型バスになります。中型バスは需要が限られている中で、メルファは様々なバリエーションがあり、業界で話題となったそうです。

メルファは、外観や内装、装備はそのままで「ガーラミオ」という名前でいすゞ自動車より販売されています。

日野自動車といすゞ自動車はディーゼルエンジンの供給などで関係が強く、両社の統合者という形で販売されています。

・メーカー:日野
・車種:メルファ
・純正品番:S1850-E0801など
・適合型式:SDG

分解洗浄には3つのメリットがあります。

1.内部の汚れも洗い流すことができる
2.洗浄で効果がでるか適切な判断ができる
3.洗浄前後でDPFマフラーの成分を測定できる

DPFマフラーは分解しなくても洗浄可能です。

しかし、分解しないと下記のような不安が残ります。

内部の汚れを除去できない
内部の破損や状態がわからない
性能に関わる成分の検査が適切にできない

上記の分解洗浄のメリットについて解説します。

DPRマフラー洗浄事例

①分解

こちらが、メルファのDPRマフラーになります。

日野、中型バス、メルファ 施工前画像

まずは、施工前点検を行います。

DPRフィルター、外観に破損がないかを確認します。

日野、中型バス、メルファ 施工前点検内部点検画像
日野、中型バス、メルファ 施工前点検ボス点検画像

施工前点検で異常がなければ、遮熱カバーを取り外していきます。

日野、中型バス、メルファ 遮熱カバー取外し画像
日野、中型バス、メルファ 遮熱カバー取外し画像

遮熱カバーを外すとこのような状態になります。

日野、中型バス、メルファ 遮熱カバー取外し画像

続いて、切断箇所のマーキング後にDPRマフラー本体を切断していきます。

DPRマフラーの個体差や使用環境によっては、酸化触媒やDPRフィルターが多少ずれていることもあるので、慎重に切断していきます。

日野、中型バス、メルファ 切断画像

分割するとこの様な状態になります。

真ん中が酸化触媒、右側がDPRフィルターになります。

日野、中型バス、メルファ 切断後断面図画像

②予備洗浄

洗浄前に詰まり具合を確認します。

表面近くに詰まっていた煤(スス)が出てきます。

日野、中型バス、メルファ DPFフィルター予備洗浄画像

洗浄機によって表面にあった汚れが洗い流されていきます。

日野、中型バス、メルファ DPFフィルター予備洗浄画像
日野、中型バス、メルファ DPFフィルター予備洗浄画像

③目詰まり検査

ある程度詰まりが取れたら、水の通り具合を確認します。

通水検査によって、フィルタ内部の溶損がないかを判断していきます。

日野、中型バス、メルファ 通水検査画像

下記の写真のように、溶損していたりアッシュや煤(スス)が詰まっていると水の通りが悪くなります。

>>溶損に関してはこちら<<

日野、中型バス、メルファ 通水検査画像

続いて、光検査・通針検査・通風検査を行います。

目詰まり検査4項目をクリアしたDPRフィルターのみ洗浄可能となっております。

各工程で確実な点検を行っております。

※写真はイメージです。

日野、デュトロDPFフィルター目詰まり通光検査画像
日野、デュトロDPFフィルター目詰まり通針検査画像
日野、デュトロDPFフィルター目詰まり通風検査画像

④側面洗浄

特殊洗浄機を用いて錆や汚れを落としていきます。

日野、中型バス、メルファ Wetblast前画像
日野、中型バス、メルファ Wetblast画像

錆や汚れが落ちて綺麗になった写真です。

日野、中型バス、メルファ Wetblast後画像

⑤内部洗浄

高圧洗浄機で内部に詰まっているアッシュを砕きます。

砕いたアッシュを反対側からしっかりと洗い出します。

汚れの程度によって、洗浄時間が変わってきます。

日野、中型バス、メルファ 内部洗浄画像
いすゞ、フォワード85式内部洗浄画像

この茶色の粒状の塊がアッシュになります。

アッシュは不完全燃焼の排出ガスが内部に残留して凝固された状態のなったものです

DPF再生で焼いて分解することが出来ないため、DPRマフラーの使用期間が長ければ長いほどアッシュが多く溜まっている傾向があります。

アッシュ

時間をかけて洗浄していき、DPRフィルターの中に詰まっていたアッシュが無くなりました。

DPRフィルターから抜けて出てきた、水も綺麗になっています。

x-trailDPFマフラー切断内部洗浄
ベンツDPFフィルター内部洗浄

特殊洗浄を終えた写真になります。

左側が酸化触媒、右側がDPRフィルターになります。

日野、中型バス、メルファ 洗浄後断面図画像

⑥白金含有量測定

切断後と洗浄後に酸化触媒に含まれる白金含有量の測定行います。

基準をクリアした酸化触媒のみ製品として扱っております。

日野、中型バス、メルファ 洗浄後白金含有量測定画像

⑦乾燥

洗浄工程が完了したら室内100℃の乾燥室に3日間入ります。

DPRフィルター内部に水分が残ると故障の原因になりますので、しっかりと乾燥をさせます。

日野、中型バス、メルファ 乾燥画像

⑧溶接・組み上げ

DPRマフラーを切断して酸化触媒とDPRフィルターを分解したため、溶接で組み直していきます。

資格保有者が確実な施工を行います。

日野、中型バス、メルファ 切断箇所溶接画像

溶接が終わると、遮熱カバーの取り付けをします。

日野、中型バス、メルファ 遮熱カバー取付画像
日野、中型バス、メルファ 遮熱カバー取付画像

組み直したDPRマフラーの写真になります。

日野、中型バス、メルファ 完成画像

⑨梱包・発送

組み上げ完了後、丁寧に梱包をして発送いたします。

日野、中型バス、メルファ 梱包画像
日野、中型バス、メルファ 梱包画像

最後に

洗浄比較表

メルファの洗浄作業工程はいかがだったでしょうか?

弊社のDPR洗浄は、特殊洗浄を用いた完全オーバーホール洗浄で対応いたしております。

またDPRを新品に交換するとなると40万円以上の見積もりになる場合もあります。

弊社の洗浄では基本料金82,000円(税別)で、往復送料込みになります!

DPRマフラーの不調でお困りの方は是非、DPFドットコムへお問い合わせ下さい。

     

    【お問い合わせ】

    営業時間 9:00〜19:00 (休日:祝祭日 年末年始)

    必須
    お名前

    必須
    メールアドレス

    必須
    問い合わせ

    洗浄買取リビルトその他

    必須
    おりかえし連絡

    メール電話

    電話番号

    必須
    車体番号

    任意備考欄

    任意画像を選択

    任意お客様の詳細な車両情報の有無

    あるない

    トラブル内容を選択ください

    総走行距離

    年式

    型式

    車体番号

    エンジン型式

    車両使用頻度

    交換部品(以前)

    交換部品(今回)

    交換部品(その他)

    チェックランプ種類、点灯状態

    異常コード

    トラブル内容詳細

    シェアする

     
    問い合わせリンク
    PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com
     
    問い合わせリンク
     
    問い合わせリンク
    PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com