ディーゼルエンジンにはDPFマフラーが装着されています。
メーカーによって、DPFマフラー・DPDマフラー・DPRマフラーと呼称は異なります。
その種類は多岐に渡り、車種が同じでも年式や型式が違えば全くの別物になります。
マフラーを一式交換となると、小型車で30万、中型車で60万円、大型車で100万円ほどのコストが掛かります。
走行条件にもよりますが、10万~20万kmあたりで詰まりが酷くなりランプが頻繁に点灯・点滅し始めます。
ランプが点滅し始めると、自動再生では対処しきれず、手動再生・強制再生が必要になります。
しかし、自動再生・手動再生・強制再生をしても気休めにしかなりません。マフラーは一度詰まり始めると再生ランプ点滅の周期が短くなっていきます。
それは何故か?
答えは簡単です。「再生では焼けない物が詰まっているから」です。
再生で焼けない物とは、「アッシュ」と呼ばれるもの。
エンドユーザーが3種類の再生方法で燃やしているのは、カーボン(煤)であり、アッシュではありません。
どんな再生方法で燃焼させようが、「アッシュ」は一切燃焼出来ません。
洗浄で取り除くか。マフラー交換か。 の2択しか現状では無いかと思います。
エンジンオイルには「硫酸灰分」という物質があり、これが燃焼室に入り燃焼する事でアッシュを生成します。
エンジンオイルを使用しなければアッシュは生成されません。
しかし、ディーゼルエンジンにエンジンオイルは必要不可欠である事から、アッシュがマフラー内に蓄積する事は不可避だという事になります。
10万~20万kmには一度は、マフラーのメンテナンスを強くおすすめします。
と、口をすっぱくして訴えかけていますが、肝心のアッシュを見た事が無い方が大半かと思います。
今回はその詰まりの原因「アッシュ」をメーカー車種毎に、洗浄記録写真として掲載しました。メーカーにかけあっても開示してくれるデータでも無いので大変貴重かと思います。
是非、ご覧になって下さい。
日野自動車
デュトロ
レンジャー
プロフィア
いすゞ
エルフ
フォワード
ギガ
日産
クオン
バネット
エクストレイル
キャラバン
三菱ふそう
キャンター
ファイター
トヨタ
ハイエース
コースター
マツダ
ボンゴ
CX-5
デミオ
いかがだったでしょうか?
一部、マフラー内部から出ているとは思えないほどの写真があったかと思います。
全て洗浄中に除去したアッシュです。
メーカー毎に生成されるアッシュは全く別物であり、弊社の洗浄方法もメーカー毎に変更を加えています。
弊社洗浄技術やノウハウでは、特殊な洗浄液でアッシュを溶かし除去する事が可能です。
エンジンの吹けが悪かったり、ランプが頻繁に点いたりと「マフラー」の詰まりでお困りの方はぜひDPFドットコムへご依頼ください。