トレーラー(トラクター)でも洗浄が可能です!
どんな大型なトレーラーでも洗浄は可能となっております。ディーゼル車の触媒は全て同じ構造で、フィルターが目詰まりを起こします。このフィルターは DPFドットコム技術で、メーカーや車種問わず、全型洗浄可能です。
これほど大型の触媒となると、交換は絶対に防ぎたいところ・・・。新品は80万円以上はしますので定期的な洗浄メンテナンスを推奨します。
実際にメンテナンスを怠った場合は、触媒自体が目詰まりを起こして溶損してしまうケースが多々みられます。もちろん、交換になりますのでご注意ください!
それでは洗浄をしていきます。
本日は山梨県からのご依頼です。
重量は27kgでした。ちなみに、ヤマト便は30kgの荷物までした運ぶことが出来ません。
よってDPFドットコムでは、基本的に佐川急便さんにお願いしています。かなり大型のものは福山通運です。
今回は詰まりが酷いというよりも、ちょうど一台のトラクターがメンテナンス中なので同時期にDPRクリーニングしたいとのご要望です。
トレーラーで使用していますが、基本的には大型トラックとすべて構造も同じDPRになります。 DPFドットコム開発の特殊溶剤を使って洗浄をさせて頂いております。
特殊な洗浄液と装置を使って独自の洗浄ノウハウのもと、詰まりが解消されるまで洗浄をさせて頂いています。 特殊な溶剤に付けた後は、洗浄機の下部から空気を送り込んでいきます。 空気を送りキャビテーション洗浄を開始すると、ドロッとした煤(スス)が出てきました。この特殊技術を使えば内部で固着した煤(スス)も破壊し洗浄することが出来ます。
このまま3時間ほどキャビテーション洗浄を続けていきます。 この後は一度装置から取り出して、詰まりの確認含め通水をしていきます。フィルターの入口から出口に向かって通水させていきます。新品の触媒であれば、通水させることですぐに貫通するはずですが全く水が通りません。 それでもたくさんの煤(スス)が溶けだしてきます。 何度も通水させることで、溶けだした煤(スス)を押し出していきます。 このブルーの容器の2杯分の炭化物が出てきました・・・。さすが、20tクラスの触媒は煤(スス)の量が違います。 もう一度洗浄機にいれて、キャビテーション洗浄を続けていきます。 もちやすい様に、ハリガネでとってを付けてみました。気にしないでください。笑 この日は、営業時間が終了したため洗浄は2日目にもちこしました。このまま翌朝まで12時間ほどかけてキャビテーションしていきます。 おはようございます!早朝から通水確認をしていきます。ごらんのとおり、昨日とは違い茶色の濁った汚れが出てきました。
昨日時点では洗浄しきれなかった、アッシュ(エンジンオイルの燃えカス)が出てきました。こちらも20分ほどかけて丁寧に通水していきます。アッシュが完全にでなくなった所で洗浄機に戻します。 通水したところ、まだまだ詰まりがとれていませんでした。続けてキャビテーションしていきます。エアーのスイッチを入れるとすぐに茶色のアッシュがあふれ出してきました。 アッシュを見やすくするため、触媒の上に容器を置きます。 このように、容器の内側と外側では全く違う色をしているのが分ると思います。剥がれ落ちたアッシュは、水に溶けていきます。この画像が一番分かりやすい?かなと思います。
あまりに詰まりが酷すぎるため、ご依頼人に「1日延長して洗浄させて欲しい」とお電話すると・・・・快諾して頂けました!
ここで一旦画像は途切れますが、次の日のお昼までキャビテーション洗浄と通水確認を繰り返しました!
その結果・・・。
貫通しました!!!これで、新品同様に使っていただけるかな思います。
計48時間の洗浄時間は掛かりましたが、貫通すると本当に気持ちいいです!このまま、3時間ほどかけて乾燥させていき洗浄は終了となります。