【DPFマフラー洗浄】三菱ふそう キャンター一体型を洗浄|2024年最新版 【2024年5月15日更新】 ※写真はイメージです。 キャンターの歴史は古く、初代モデルは1963年に登場しました。小型トラックでありながら力強い走行は可能で、運転のしやすさなどが主な特徴です。積載量が多くバリエーションも豊富なため、さまざまな需要に対応しています。また日本のみならず、三菱ふそうブランドとして欧州でも販売されています。今回の4M50型エンジンは、少し古い型式のもので従来のDPFマフラーとは異なる形状をしています。DPFドットコムでは古い型式のDPFマフラーの洗浄も可能ですので、お気軽にお問合せしてみてください! ・メーカー:三菱ふそう・車種:キャンター・純正品番:ME409160・適合型式:PA 目次1 DPFマフラー分解洗浄のメリット2 DPFマフラー洗浄事例2.1 ①分解2.2 ②予備洗浄2.3 ③側面洗浄2.4 ④内部洗浄2.5 ⑤白金含有量測定2.6 ⑥乾燥2.7 ⑦溶接・組み上げ2.8 ⑧塗装2.9 ⑨梱包・発送3 最後に DPFマフラー分解洗浄のメリット 分解洗浄には3つのメリットがあります。1.内部の汚れも洗い流すことができる2.洗浄で効果がでるか適切な判断ができる3.洗浄前後でDPFマフラーの成分を測定できるDPFマフラーは分解しなくても洗浄可能です。しかし、分解しないと下記のような不安が残ります。・内部の汚れを除去できない・内部の破損や状態がわからない・性能に関わる成分の検査が適切にできない上記の分解洗浄のメリットについて解説します。 DPFマフラー洗浄事例 ①分解 こちらが、キャンターのDPFマフラーになります。 まずは、施工前点検を行います。DPFフィルター、外観に破損がないかを確認します。 施工前点検で異常がなければ、遮熱カバーを取り外していきます。 遮熱カバーを外すとこのような状態になります。 続いて、切断箇所のマーキング後にDPFマフラー本体を切断していきます。DPFマフラーの個体差や使用環境によっては、酸化触媒やDPFフィルターが多少ずれていることもあるので、慎重に切断していきます。 分割するとこの様な状態になります。1番左側がDPFフィルター、真ん中2個が酸化触媒になります。 ②予備洗浄 洗浄前に詰まり具合を確認します。表面近くに詰まっていた煤(スス)が出てきます。 洗浄機によって表面にあった汚れが洗い流されていきます。 ③側面洗浄 特殊洗浄機を用いて錆や汚れを落としていきます。 錆や汚れが落ちて綺麗になった写真です。 ④内部洗浄 今回のDPFフィルターは、ワイヤーメッシュで形成されており直接高圧洗浄するのではなくDPFフィルターを浸水させ、間接的に高圧洗浄していきます。DPFフィルターから出てくる水が透明になるまで洗浄します。汚れの程度によって、洗浄時間が変わってきます。 時間をかけて洗浄していき、DPFフィルターの中に詰まっていた煤(スス)が無くなりました。DPFフィルターから抜けて出てきた、水も綺麗になっています。 特殊洗浄を終えた写真になります。1番左側がDPFフィルター、真ん中2個が酸化触媒になります。 ⑤白金含有量測定 切断・洗浄後に酸化触媒に含まれる白金含有量の測定行います。基準をクリアした酸化触媒のみ製品として扱っております。 ⑥乾燥 洗浄工程が完了したら室内100℃の乾燥室に3日間入ります。DPFフィルター内部に水分が残ると故障の原因になりますので、しっかりと乾燥をさせます。 ⑦溶接・組み上げ DPFマフラーを切断して酸化触媒とDPFフィルターを分解したため、溶接で組み直していきます。溶接が不十分だと排気漏れを起こし、温度が上がらず煤(スス)詰まるの原因となるため、資格保有者が確実な施工を行います。 溶接が終わると、遮熱カバーの取り付けをします。 ⑧塗装 溶接跡や遮熱カバーから出ている部分を塗装していきます。※洗浄をして状態が良く、きれいなものに関しては塗装をせず、そのままお返しする場合もあります。 塗装をして綺麗になった状態です。 ⑨梱包・発送 組み上げ完了後、丁寧に梱包をして発送いたします。 最後に キャンターの洗浄作業工程はいかがだったでしょうか?弊社のDPF洗浄は、特殊洗浄を用いた完全オーバーホール洗浄で対応いたしております。またDPFを新品に交換するとなると80万円以上の見積もりになる場合もあります。弊社の洗浄では基本料金72000円(税別)で、往復送料込みになります!DPFマフラーの不調でお困りの方は是非、DPFドットコムへお問い合わせ下さい。 📩 問い合わせる 📞 今すぐ問い合わせる