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【DPFマフラー洗浄】日産 アトラスF24型の目詰まりを徹底洗浄!|2024年最新版
目次
※写真はイメージです。
日産といえば乗用車をイメージしますが、1930年代からトラックなどの商用車も生産してきました。
アトラスの魅力は、「ドライバー目線でデザイン」です。
視認性にこだわったメーターパネルや、操作性にこだわった各種スイッチの配置が仕事の効率を高めます。
今回洗浄するアトラスは、F24型となり、少し古いものではありますが、DPFドットコムにお任せいただけたら徹底的に洗浄いたします。
・メーカー:日産 |
DPFマフラー分解洗浄のメリット
分解洗浄には3つのメリットがあります。
DPFマフラーは分解しなくても洗浄可能です。
しかし、分解しないと下記のような不安が残ります。
・内部の汚れを除去できない
・内部の破損や状態がわからない
・性能に関わる成分の検査が適切にできない
上記の分解洗浄のメリットについて解説します。
アトラスDPFマフラー洗浄事例
①分解
こちらが、アトラスのDPFマフラーになります。
まずは、施工前点検を行います。
DPFフィルター、外観に破損がないかを確認します。
下記の写真の様に、ボルト折れ・遮熱カバー腐食等あれば、別途金額で修理も可能となっております。
今回のケースは、交換していきます。
施工前点検でDPFフィルターに異常がなかったので、遮熱カバーを取り外していきます。
遮熱カバーを外すとこのような状態になります。
続いて、切断箇所のマーキング後にDPFマフラー本体を切断していきます。
DPFマフラーの個体差や使用環境によっては、酸化触媒やDPFフィルターが多少ずれていることもあるので、慎重に切断していきます。
分割するとこの様な状態になります。
真ん中がDPFフィルターになります。
②予備洗浄
洗浄前に詰まり具合を確認します。
表面近くに詰まっていた煤(スス)が出てきます。
洗浄機によって、表面にあった汚れが洗い流されていきます。
③目詰まり検査
ある程度詰まりが取れたら、水の通り具合、飛び方を確認します。
通水検査によって、フィルタ内部の溶損がないかを判断していきます。
下記の写真のように、溶損していたり、アッシュや煤(スス)が詰まっていると水の通りが悪くなります。
続いて、通光検査・通針検査・通風検査を行います。
目詰まり検査4項目をクリアしたDPFフィルターのみ、洗浄可能となっております。
各工程で確実な点検を行っております。
※写真はイメージです。
④側面洗浄
特殊洗浄機を用いて、錆や汚れを落としていきます。
錆や汚れが落ちて、綺麗になった写真です。
⑤内部洗浄
高圧洗浄機で、内部に詰まっているアッシュを砕きます。
砕いたアッシュを反対側からしっかりと洗い出します。
汚れの程度によって、洗浄時間が変わってきます。
この茶色の粒状の塊がアッシュになります。
アッシュは不完全燃焼の排出ガスが内部に残留して凝固された状態になったものです。
DPF再生で焼いて分解することが出来ないため、DPFマフラーの使用期間が長ければ長いほど、アッシュが多く溜まっている傾向があります。
時間をかけて洗浄していき、DPFフィルターの中に詰まっていたアッシュが無くなりました。
DPFフィルターから抜けて出てきた、水も綺麗になっています。
特殊洗浄を終えた写真になります。
茶色の汚れがしっかり落ちており、DPFフィルター本来の色に戻っています。
真ん中がDPFフィルターになります。
⑥乾燥
洗浄工程が完了したら、室内100℃の乾燥室に3日間入ります。
DPFフィルター内部に水分が残ると故障の原因になりますので、しっかりと乾燥をさせます。
⑧溶接・組み上げ
DPFマフラーを切断して酸化触媒とDPFフィルターを分解したため、溶接で組み直していきます。
適切な溶接を施されてないと、排気漏れを起こし、トラブルのもとになるので、資格保有者が確実な溶接を行います。
溶接が終わると、遮熱カバーの取り付けをします。
組み直したDPFマフラーの写真になります。
遮熱カバーを取り換えて、折損していたボルトも取り外しています。
※ボルトは、付属品として新品のボルトナットを同梱します。(別途金額)
⑨梱包・発送
組み上げ完了後、丁寧に梱包をして発送いたします。
最後に
アトラスの洗浄作業工程はいかがだったでしょうか?
弊社のDPF洗浄は、特殊洗浄を用いた完全オーバーホール洗浄で対応いたしております。
また、DPFを新品に交換するとなると10万円以上の見積もりになる場合もあります。
弊社の洗浄では基本料金72,000円(税別)で、往復送料込みになります!
DPFマフラーの不調でお困りの方は是非、DPFドットコムへお問い合わせ下さい。