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【DPRマフラー洗浄】日野 プロフィアの目詰まりを解消(形状違い)|2024年最新版

目次

日野「プロフィア」はユーザーからの定評も高い上く、特殊車両にも取り入れられる車種です。

大量の輸送物を積載しても最大トルクまで快適に引き上げて安定走行ができるのが特徴です。

ぱっと見が同じプロフィアでも、年式やエンジン型式によってDPFマフラーの形状が異なります

今回は遮熱カバーにボルト止めがないタイプのDPFマフラー洗浄を解説していきます。

メーカー

日野

車種

プロフィア

型式

ADG-FR1EZYGなど

エンジン型式

E13C

DPFマフラー分解洗浄のメリット

分解洗浄には3つのメリットがあります。

1.内部の汚れも洗い流すことができる
2.洗浄で効果がでるか適切な判断ができる
3.洗浄前後でDPFマフラーの成分を測定できる

DPFマフラーは分解しなくても洗浄可能です。

しかし、分解しないと下記のような不安が残ります。

・内部の汚れを除去できない
・内部の破損や状態がわからない
・性能に関わる成分の検査が適切にできない

上記の分解洗浄のメリットについて解説します。

DPFマフラー洗浄事例

①分解

プロフィアDPFマフラーボルト止無しタイプの施工前の外観です。

同じメーカーである日野レンジャーのJ05DのDPFと形状が似ています。

まずは遮熱カバーを取り外していきます。

遮熱カバーを外すとこの様な状態になります。

切断作業に入ります。

DPFマフラーの個体差や使用環境によっては、酸化触媒やDPFフィルターが多少ずれていることもあるので、慎重に切断していきます。

切断後の画像です。

左側が酸化触媒、右側がDPFフィルターになります。

②予備洗浄

洗浄前に詰まり具合を確認します。

表面近くに詰まっていた煤(スス)が出てきます。

③通水検査

ある程度詰まりが取れたら、水の通り具合、飛び方を確認します。

通水検査によって、DPFフィルター内部の溶損がないかを判断していきます。

水の通りが悪い場合は、下の写真の様な状態になります。

>>溶損に関してはこちら<<

④内部洗浄

高圧洗浄機で内部に詰まっているアッシュを砕きます。

内部の汚れをしっかりと洗っていきます。

汚れの程度によって、洗浄時間が変わってきます。

このオレンジ色の棒状の様なものが、アッシュになります。

アッシュは不完全燃焼の排出ガスが内部に残留して凝固された状態になったものです。

DPF再生で焼いて分解することが出来ないため、DPFマフラーの使用期間が長ければ長いほどアッシュが多く溜まっている傾向があります。

⑤側面洗浄

特殊洗浄機を用いて側面の汚れを落としていきます。

錆や汚れが落ちて綺麗になった写真です。

⑥乾燥

洗浄工程が完了したら室内100℃の乾燥室に3日間入ります。

DPFフィルター内部に水分が残ると故障の原因になりますので、しっかりと乾燥をさせます。

※場合によってはジェットヒーターでの乾燥も行います。

⑦組み上げ(溶接)

DPFマフラーを切断して酸化触媒とDPFフィルターを分解したため、溶接で組み直していきます。

⑧完成~発送

組み上げ完了後に丁寧に梱包してお客様のお手元にご返送いたします。

最後に

プロフィアの洗浄作業工程はいかがだったでしょうか?

弊社のDPR洗浄は、特殊洗浄を用いた完全オーバーホール洗浄で対応いたしております。

またDPRを新品に交換するとなると50万円以上の見積もりになる場合もあります。

弊社の洗浄では基本料金92,000円(税別)で、往復送料込みになります!

DPFマフラーの不調でお困りの方は是非、DPFドットコムへお問い合わせ下さい。

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