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【煤殺し】ディーゼル車をメンテナンス!最強の燃料添加剤爆誕!
目次
ディーゼル車を愛用しているみなさん、愛車のメンテナンスはきちんとできていますか?
故障してから動き出してももう手遅れです。
故障を予防する方法は無いのか。
そもそもどうして故障してしまうのか。
特にDPFの故障には気をつけたいですね!
この記事では、DPFの故障を防ぐにはどうすれば良いのか?について詳しく説明していきます!
そもそもDPFってナニモノ?
DPF:ディーゼル・パティキュレート・フィルター:ディーゼル微粒子捕集フィルター
DPFとは一言でいうと「煤(スス)を排出しないようにする装置」です!
ディーゼル車から排出される特有の有害物質を削減してくれます。
ディーゼルエンジンが稼働中は、常に燃焼が繰り返されています。
その燃焼で発生した煤(スス)を外気に排出しないためのフィルターの役割をしています。
地球温暖化防止、人体や植物等への悪影響を減らすことに繋がります。
ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの違い
そもそもディーゼルエンジンってガソリンエンジンと何が違うの?
わかりやすく違う点が大きく3つあります!
燃料
1つ目は燃料の種類です。
ガソリンエンジンはレギュラーガソリンやハイオクガソリンを燃料として燃焼を行い、稼働しています。
一方、ディーゼルエンジンでは軽油を燃料として燃焼を行っています。
ガソリンスタンドの給油ノズルの色で言えば緑が軽油です。
ガソリンは火を近づけると炎を上げて燃え始めますが、軽油は火ではなく、熱を加えたときに着火しやすいという性質を持ちます。
吸入空気
2つ目は吸入する空気の違いです。
ガソリンエンジンは燃料と空気が混ざった混合気をシリンダー内に吸入します。
一方、ディーゼルエンジンでは空気のみを吸入してシリンダー内に燃料を噴射します。
この吸入空気の違いが、次で説明する燃焼方法に大きく関与します。
燃焼方法
3つ目はエンジンの燃焼方法です。
ガソリンエンジンはスパークプラグ火花点火で燃焼させます。
混合気を吸入したシリンダー内に火花を点火させることで燃焼するという仕組みです。
一方、ディーゼルエンジンは自己着火で燃焼させます。
空気を吸入したシリンダー内の圧を高め、そこに燃料を噴射させることで燃焼させます。
ディーゼルエンジン内の空気圧はガソリンエンジン内の空気圧に比べ1.5~2倍ほどの高圧縮となります。
強烈に圧縮された空気は高温となり、そこに燃料が噴射されることで点火がなくても自然発火が起こり、強い膨張力を生み出すことができます。
ディーゼルエンジンのメリット・デメリット
上記で説明したディーゼルエンジンとガソリンエンジンの違いは、それぞれにメリット・デメリットをもたらします。
トラックやバスなどの大型車に多く使用されていますが、いったいなぜなのでしょうか?
ディーゼルエンジン目線でメリット・デメリットを説明していきます。
メリット
- 力(トルク)が強い
ガソリン車に比べトルクが強いのでエンジンのパワーが上がり、結果的に車体を動かす力が大きくなります。
トラックやバスなどの大型車に、ディーゼルエンジンが使用されている1番の要因とも言えますね。
- CO2の排出量が少ない
ガソリン車に比べCO2の排出量が少ないので、地球温暖化の防止に繋がります。
これが近年ディーゼル車に再度注目が集まっている要因です。
- 燃料(軽油)が安い
みなさんもご存知の通り、ハイオクガソリンとレギュラーガソリンに比べて軽油のほうが安いですよね。
そのため、ガソリン車より燃料費を低く抑えることができます。
デメリット
- 有害物質の排出
ディーゼル車特有のPM(粒子状物質)・NOX(窒素酸化物)を排出してしまいます。
DPFを始めとする浄化装置の装備が必須です。
- メンテナンス費用が高い
上記の有害物質排出を防ぐためDPFなどの付属品も多く取り付けられていたり、強い燃焼パワーに耐えうる頑丈な部品を搭載していたりするので、メンテナンスや修理の際にはコストが大きくなってしまいます。
なぜDPFが必要なの?
環境汚染問題を考慮し、平成6年に排出ガス規制が制定されました。
この規制をきっかけにDPF装備を義務付ける都府県市も多く、大都市地域を中心に規制がかかりました。
違反すると罰金や懲役刑などが課せられるのでDPFの装備が必要なのです。
規制について詳しくはこちら→https://dpf-dpd.com/wisdom-bag/post-12063
なぜ故障してしまうの?
今やディーゼルエンジンには必要不可欠なDPFですが、使い続けると故障することもあります。
走り方にもよりますが寿命は3年~5年、8~10万㎞と言われています。
長い距離を走る車両に比べて、短い距離を走ったり、止まったりする車両のほうが負担はかかりやすいです。
ではどのような要因で壊れてしまうのでしょうか?
不完全燃焼
エンジンは燃焼することで動力を確保していますが、その燃焼温度によって煤(スス)の発生量が変わってきます。
燃焼温度が低いと完全燃焼できず不完全燃焼してしまい、その結果煤(スス)の量は増え、詰まりの原因になってしまいます。
特に短い距離を走ったり、止まったりを繰り返していると、燃焼温度が高まる前に止まってしまうので不完全燃焼を起こしやすくなります。
アッシュのつまり
エンジン内ではエンジンオイルで動きを滑らかにしたり、サビを防いだりしていますが、このオイルが排気と一緒に流れてくると詰まりの原因になることがあります。
オイル漏れなどには十分注意したいですね。
DPFの溶損
フィルターに詰まった煤(スス)やオイルが異常燃焼することでDPF自体が溶けて壊れてしまうことがあります。
上記の不完全燃焼やアッシュの詰まりが溶損の原因になってしまいます。
溶けてしまうと排気の濾過力が大幅に低下してしまうので、絶対に避けたい故障です。
ほとんどの場合は洗浄で修復可能ですが、溶損してしまうと交換しないといけないので要注意です。
故障を防ぐにはどうすればいいの?
上記の故障を少しでも防ぐためには、日々のメンテナンスが必要不可欠です。
走り方に気をつける必要もありますが、業種上どうしてもストップ&ゴーを繰り返してしまうことはありますよね。
ではどうすればいいのか。
方法の1つとして燃料添加剤で予防するという手があります!
燃料添加剤って何?
その効果を簡単に説明していきます。
燃料添加剤の効果
- 煤(スス)を燃焼しDPF再生
フィルターに詰まっている煤(スス)を燃焼することで詰まりを予防し、DPFを長持ちさせることができます。
これはDPFに直接作用する効果です。
(Before→After)
- エンジン内の汚れを除去
汚れを除去し、出力不足や動きをスムーズにすることで燃焼効率を上げ、煤(スス)の発生を抑えることができます。
また、燃焼効率を上げることは燃費向上にも繋がります。
これはDPFに直接関与するわけではありませんが、結果的にDPFの故障予防に繋がります。
(Before→After)
煤殺し
燃料添加剤といえばこちら!
「煤殺し」
一度見たら忘れられない印象的なパッケージと、独自配合で生み出された強力な成分が特徴の煤殺し!
赤、青、極(きわみ)の3タイプで展開されています!
それぞれ何が違うのか詳しく見ていきましょう!
煤殺し 赤
煤殺し赤はDPFに特化した煤焼き性能強化剤です。
特徴は一般的な燃料添加剤に使用されている酸化鉄ではなく、酸化セリウムを使用していることです。
酸化セリウムを使用するとどういう効果があるのか?
- 煤燃焼温度を低下させる
フィルターに溜まった煤(スス)を低温(250℃付近)から燃焼可能にさせます。
他社製品の燃料添加剤は約350℃付近から燃焼を開始するので約100℃近くも低温で燃焼を開始することができます。
低温での燃焼が可能になるとシンタリングを防ぎ、DPFへのダメージを減らすことができるのでDPFの寿命に繋がります。
- タンマン温度が向上する
タンマン温度とは物質が化学反応を起こす温度です。
酸化鉄のタンマン温度が646℃なのに対して酸化セリウムのタンマン温度は1064℃と400℃近く高くなります。
DPFの再生温度である600℃でも安定して存在することができるので、長期間効果が持続します。
DPFの再生能力を補助し、黒煙の蓄積を抑える事ができます。
また、低温燃焼を可能にすることでDPFの溶損を防ぐこともできます。
よってDPF故障予防ができます!
〈赤 まとめ〉
①低温燃焼でシンタリングを防止し、DPFを長持ちさせる
②長くなっていた再生の待ち時間が減る
③再生から再生までの期間が長くなる
煤殺し 青
煤殺し青はエンジンに特化したエンジン洗浄剤です。
特徴は油性向上剤・セタン価向上剤・清浄分散剤を使用しているところです。
それぞれどんな効果があるのか。
- 油性向上剤
金属表面に吸着膜を形成し、潤滑性能を向上させます。
インジェクターの動きを良くすることで正常な噴射ができ、効率よく、負担のない燃焼を起こすことができます。
- セタン価向上剤
セタン価とは着火しやすさを表す指標です。
着火しやすさを向上させると燃焼効率が向上し、ドライビングフィール改善に繋がります。
- 清浄分散剤
デポジットと呼ばれる汚れを溶解・分散・除去し、インジェクターの動きなどを邪魔するものを取り除き、スムーズな動きをサポートします。
デポジットによる不具合が解消されインジェクターの動きを正常に近づけることで、エンジン振動・出力不足・燃費が改善します。
〈青 まとめ〉
①摩擦を軽減し、燃費を向上させる
②スムーズな動きをサポートすることで、ノッキング防止に繋がる
③きれいな燃焼で黒煙や白煙の低減
煤殺し 極
煤殺し極は、排気系統と燃料系統の両方に対応した赤と青の融合体です。
清浄剤とセタン価向上剤を12倍超高濃度配合しており、より効果を感じられます。
赤の効果から青の効果まで全部を堪能できる、まさに燃料添加剤の極みです!
まとめ
ディーゼルエンジンに必要不可欠となったDPF。
どういう働きでなぜ壊れるのか、どうすれば故障予防に繋がるのか理解できましたか?
愛車を長く元気に乗り続けるためにもメンテナンスは大切です!
面倒くさがりの方でも燃料添加剤は給油時に入れるだけなので、比較的簡単で手間もかからずメンテナンスできます!
故障してしまう前に。
愛車に乗れなくなってしまう前に。
日々のメンテナンスは欠かさず行いましょう!