■白煙・黒煙の原因と解決策!トラック・バスなどディーゼルエンジン車 - 【DPF・DPD・DPR】リビルト品の買取・購入・洗浄はDPFドットコム

■白煙・黒煙の原因と解決策!トラック・バスなどディーゼルエンジン車

よく白煙や黒煙を吹きながら動いてるトラックやバスありませんか?
これらのおもな原因は、「不完全燃焼」であり、燃料(軽油)の不完全燃焼がおもな原因です。
今回は、黒煙と白煙が発生した時の、不具合の原因と対処方法を詳しくご説明いたします!

黒煙の場合

◇エアクリーナーの詰まり

まず燃焼の大前提として、一定の軽油を燃焼する場合は、一定の空気量が必要になります。
エアクリーナーが詰まってくる事で空気量不足を引き起こし、炭化粒子を生成し黒煙が発生します。

しかも、黒煙の原因の約70%以上のがエアクリーナーの詰まりだと言われています。
エアクリーナーをしばらく交換していない場合は、エアクリーナーから交換してみてはどうでしょう。

解決策 ⇒ エアクリーナーの交換

洗浄でも効果はありますが、そこまで高額な部品ではなく消耗品のため交換を推奨します。

◇インジェクターの詰まり

燃料を噴射するインジェクターの噴射口1つの直径は、数ミクロンといわれており、針先ほどの大きさです。経年の汚れによりインジェクターの先端に、煤(スス)が堆積します。

煤(スス)が堆積する事で本来の規定燃料を供給できないため、燃費の悪化・エンジン不調・パワーダウン(出力低下)が発生します。

解決策 ⇒ インジェクターの交換・洗浄

噴射ノズルや燃料ポンプ不良

インジェクターからの燃料(軽油)の噴射タイミングが早すぎる場合は黒煙にないやすいといわれています。
経年の劣化により軽油を噴霧する際の圧力不足が起こるため、軽油の粒径が大きくなり不完全燃焼を起こし黒煙を発生させます。
また、燃料(軽油)の着火時の燃料が多すぎる場合は、不完全燃焼を起こして黒煙が発生します。

解決策 ⇒ 部品交換

◇DPFの詰まり・溶損

DPF(DPD・DPR含む)は、PM(軽油の燃えカス)を燃焼してくれる機能をもっています。しかし、10万km以上走行した車両や5年以上経過した車両はDPFの劣化や詰まりが見られるケースがあります。

ディーラーや整備工場で強制再生を繰り返しおこなった場合や、燃料添加剤を投下している車両は、触媒が溶損している場合があります。触媒が溶損すると、PM(軽油の燃えカス)を燃焼する事が出来なくなり、黒煙を発生させます。

解決策 ⇒ DPFマフラーの交換

白煙の場合

◇インジェクターの詰まり

インジェクターからの燃料(軽油)の噴射タイミングが遅すぎる場合は、白煙が発生します。
他にも以下のようなケースがあります。

解決策 ⇒ インジェクターの交換・洗浄

◇オイル上がり

ピストンリングの火力が弱くなり、エンジンの燃焼室でエンジンオイルが同時に燃焼してしまう現象です。
オイル上がりの場合は、かなり重症の可能性があります。

解決策 ⇒ シリンダーブロックを外してピストンリングの交換が必要になります。つまり、エンジンをオーバーホールする必要があります。

◇オイル下がり

バルブシールの劣化により隙間ができ、エンジンの燃焼室内にエンジンオイルが混入してしまう現象です。

解決策 ⇒ シリンダーヘッドのオーバーホールをするか、オイル上がり下がり専用の添加剤を使用する事で解消される場合があります。

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オイル漏れを防止する膨潤剤と合わせて、エンジンに使用されるシール材の変化に対応するために、摺動部分の油膜増加に有効なダイラタント流体ポリマーを採用しています。

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「20万kmオーバーのハイエース200 1KD(ディーゼル)エンジンのオイル漏れ対策に使用しました。オイルに混入後わずか1日でオイル漏れ完全に止まりました。」

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「結果、効果抜群。1週間で2000㎞走行後、10L近くエンジンオイルを喰う4tトラックでしたが、エレメントとあわせてエンジンオイル交換。10%の割合で添加しました。
添加後同条件走行後は給油しようかしないか迷うぐらいの減りになりました。」

レビューを見る限りガソリン車はもちろん、ディーゼル車にもかなり効果があるみたいですね!!

◇燃料に水分が混入

燃料に水分が混入する事で、燃焼時に水蒸気が発生し白煙が発生します。

解決策⇒燃料タンクのドレンを外して水抜きをお勧めします。一度、燃料タンクを空にする事で改善されます。

◇DPFが再生中

DPFの自動再生・手動再生中の場合は、白い煙を出す事がります。短時間で終了するので、気にしないでOKです。

しかし、再生が終わらない場合はDPF本体に問題が生じている場合があります。お近くの整備工場かディーラーで診断して下さい。

まとめ

いかがだったでしょうか?一概に白煙・黒煙といってもいろんなパターンがあり、その車両状態はケースバイケースです。

車両状況を見極め、適切なタイミングで適切な部品交換を行ってください!!

ご参考になれば幸いです。

◇おまけ 

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