【車故障4選】乗用車に多い故障とは?故障予防策や対応策も解説!トラックとの違いは? - DPFドットコム

【車故障4選】乗用車に多い故障とは?故障予防策や対応策も解説!トラックとの違いは?

車は日々画期的な技術や先進安全装置が搭載されている反面、不具合が発生するリスクも年々増加傾向にあります。

最近でも、車の故障や不具合が発生したことにより路上で車が停車している姿を見た記憶があるのではないでしょうか。

この記事では、車の故障に多い原因と対処方法、故障する前兆サインや故障しやすい車の特徴を解説します。

車の故障原因についての知識を深めたい方は、是非参考にしてみてください。

車の故障原因に多い4つの不具合と対処方法

車の故障原因が多い不具合は4つあります。

・バッテリ上がり

・パンク

・室内温度上昇による火災トラブル

・エアコンが効かない

それぞれ詳しく解説した上で、万が一故障した場合の対処方法を解説します。

故障原因1:バッテリー上がり

車の故障原因に多い1つ目の症状は「バッテリー上がり」です。

車のバッテリーは消耗部品の1つであり、経年劣化によるバッテリー残量低下により、エンジンが始動しないケースが発生します。

また、バッテリーの経年劣化以外にも「車の使用頻度が極端に少ない場合」にも、バッテリー上がりの症状は発生する可能性があるため、注意が必要です。

車の使用頻度としては「1週間に1回以上の使用」を下回る場合には、バッテリー上がりが発生する可能性が高くなります。

【整備士が解説】バッテリー上がり時の対処方法は?

車のバッテリーが上がった際には、JAFもしくは現在加入している保険会社のレッカーサービスを利用しましょう。

ジャンプスターターで車のエンジンを始動させる方法もありますが、初心者の方やバッテリー上がりを復旧したことがない方には「感電のリスク」が考えられます。

すぐに車を使用したい気持ちは分かりますが、少し落ち着いてJAFかレッカーサービスの対応スタッフが現場に到着するのを待ちましょう。

ただし、その場でバッテリー上がりを復旧できた場合でも、エンジンを停止すると再度エンジンを始動できない可能性が考えられます。

そのため、バッテリー上がりによりエンジンが始動しない場合には、エンジン始動後、すぐに修理工場もしくはカー用品店などでバッテリー交換を行いましょう。

故障原因2:パンク

車の故障原因に多い2つ目の症状は「パンク」です。

タイヤのパンクは「空気圧低下」や「走行中に釘が刺さる」などの不具合によりタイヤがパンクする可能性があります。

タイヤがパンクした状態で走行し続けるとタイヤにより大きなダメージがかかり、バーストの原因になりかねません。

【整備士が解説】パンク時の対処方法は?

タイヤがパンクした場合には、まず安全な場所に車を駐車させ、JAFや加入している保険会社のロードサービスを利用しましょう。

車の中には、タイヤのパンクを応急処置できる「パンク修理キット」が装備されている車もありますが、使い方を理解していないと使用するのが難しい部品です。

安全を第一に考えるため、応急パンク修理キットを使用せずに、JAFや損害保険のロードサービスを利用しましょう。

故障原因3:室内温度上昇による火災トラブル

車の故障原因に多い3つ目の症状は「室内温度上昇」です。

室内温度上昇については、とくに車の室内温度が上昇しやすい夏場に発生する可能性が高い症状です。

室内温度が上昇する原因は、窓から降り注ぐ直射日光です。

真夏の炎天下の場合、エアコンを切った状態で駐車すると、室内温度が51度、ダッシュボードの温度は79度まで上昇すると言われています。

室内温度が上昇することにより、マッチやライターなどの可燃性部品が引火し、結果的に火災トラブルに発展します。

火災トラブルに加えて、スマートフォンやノートパソコンなどの精密機械も熱により「変形」もしくは「使用不能」になる可能性があるため注意しましょう。

【整備士が解説】室内温度上昇時の対処方法は?

室内温度上昇を防ぐ対処方法は「室内の換気」を意識することです。

具体例としては、室内を密閉空間にするのではなく、窓を数センチ開けた状態で駐車する方法やエンジン始動時にはエアコンを使用するなど、室内温度が上がらない工夫が必要になります。

また、エンジンを切り車から離れる場合には、可燃性の部品は車外に出すように意識しましょう。

室内温度が上がらないよう意識を変えるだけでも、火災トラブルを大きく改善できます。

故障原因4:エアコンが効かない

車の故障原因に多い4つ目の症状は「エアコンが効かない」ことです。

エアコンが効かない原因は、ガス漏れにより不具合が発生する可能性が高いです。

エアコン内部のガスは、走行中のちょっとした振動により少しずつ抜けていき、結果的にエアコンが効かなくなる症状に発展してしまいます。

【整備士が解説】エアコンが効かない時の対処方法は?

エアコンが効かない場合には「エアコンガスの補充とガス漏れ点検」を行いましょう。

エアコンガスの補充であれば3,000円程度で修理工場による作業が可能です。

また、ガス漏れは20,000円〜50,000円ほどの作業費用が発生します。

夏の暑い時期にエアコンが使えないことは、死活問題です。

早急な対応をおすすめします。

車が故障する5つの前兆サイン

車が故障する前兆サインは具体的に5つあります。

・前兆サイン1:異音がする

・前兆サイン2:運転中に違和感を感じる

・前兆サイン3:チェックランプの点灯

・前兆サイン4:信号待ちでエンジンがエンストしてしまう

・前兆サイン5:ボンネット付近から白煙もしくは黒煙が出ている

それぞれの前兆サインについて詳しく解説します。

前兆サイン1:異音がする

車のエンジンを始動させた時やブレーキペダルを踏んだ時にいつもと違う異音がする場合には、故障の前兆サインかもしれません。

実際に車の故障に関係する音ではないと症状を放置してしまい、後ほど大きな故障に発展する可能性が考えられます。

異音がする原因としては、

・エンジントラブル

・ベアリングの劣化

・足回りの異常

など様々な症状が考えられます。

普段運転している感覚とは少しでも違うと感じた際には、すぐに修理業者に確認してもらいましょう。

前兆サイン2:運転中に違和感を感じる

運転中の違和感も「故障する前兆サイン」です。

走行中、急にハンドルがブレる症状やブレーキ操作時の違和感などは故障リスクが考えられます。

また、タイヤがパンクしている場合には、徐々にタイヤの空気が抜け、バーストしてしまうかもしれません。

前兆サイン3:チェックランプの点灯

普段点灯していないランプ類が点灯している場合には「車に異常が発生しているサイン」です。

点灯しているランプの中には、警告灯の誤作動で故障している可能性も考えられます。

とくに注意してほしいランプ類は、以下の通りです。

・赤色ランプ点灯:危険信号

・黄色ランプ点灯:異常を知らせる注意信号

普段点灯していない警告灯が点灯している場合には、なるべく早めに修理業へと車を持っていきましょう。

前兆サイン4:信号待ちでエンジンがエンストしてしまう

信号待ちしている際にアイドリング時でエンジンが止まりそうになった場合には「故障する前兆サイン」になります。

アイドリング時にエンストしてしまう原因は「スロットルボディの汚れ」が懸念されます。

スロットルバルブの汚れ除去は、ご自身で実施できる作業内容としては難易度が高いものです。

エンストしそうになる症状が発生している場合には、近くの修理工場もしくはディーラーなどで対応してもらいましょう。

 

前兆サイン5:ボンネット付近から白煙もしくは黒煙が出ている

車を走行している際、ボンネット付近から白煙もしくは黒煙が発生している場合、故障の前兆サインです。

原因としては「オイル漏れ」もしくは「水漏れ」が考えられます。

故障の前兆サインをそのまま放置してしまうと、エンジン丸ごと交換などの高額な修理費用が発生します。

症状を確認した際には、すぐにでも車を修理業者にみてもらいましょう。

故障しやすい車に多い3つの特徴

故障しやすい車に多い特徴が3つあります。

・年式は古い&走行距離が多い車

・事故車・水没車

・定期点検が実施されていない車

1つずつ詳しく解説します。

年式は古い&走行距離が多い車

車は新車からの期間が長いほど故障するリスクが高くなります。故障リスクは経年劣化に限らず、走行距離にも比例しています。

故障リスクが高くなる目安としては「初度登録から10年以上」もしくは「走行距離が10万km以上」のタイミングです。

さらに、車に負荷がかかる運転をし続けた場合にも、故障リスクは高くなります。

事故車・水没車

事故車や水没車も故障リスクが高い車の特徴です。

過去に事故歴がある車は事故によるダメージにより、車の至る所に不具合が発生する可能性があります。

また、事故の衝撃により対象箇所以外の部品が損傷している可能性も多いです。

車は電装部品が多く取り入れられており、水に弱い特徴もあります。

そのため、大雨や洪水、泥水に車が浸ってしまった際には、カビや電装関係に異常が発生する可能性があります。

また、カビが繁殖したことにより車内がカビ臭くなるため、事故車や水没車の故障には何より注意が必要です。

定期点検が実施されていない車

定期点検を実施していない車も故障リスクが高い車の特徴です。

車の故障で最も多い原因は「経年劣化」です。

経年劣化で故障する場合でも、定期的なメンテナンスを実施していなければ、劣化スピードが格段に速くなります。

車の法定点検は1年ごとが推奨されています

車の故障リスクを軽減するためにも、最低半年に1回もしくは1年に1回のメンテナンスを実施しましょう。

車の故障予防に効果的な3つの解決策

車の故障を予防する効果的な解決策が3つあります。

・定期メンテナンスを実施する

・車に違和感を感じた場合は早めに業者に確認する

・車に負担がかかる運転をしない

それぞれ詳しく解説します。

定期メンテナンスを実施する

車の故障を予防する最も効果的な解決策は「定期メンテナンスを実施する」ことです。

洗車や室内清掃も大切ですが、何よりプロの整備士による日常点検が重要になります。

点検を行うことで、

・タイヤの空気圧の調整

・バッテリー残量の確認

・ウィンドウウォッシャー液の補充

・オイル、フィルター交換の実施

・足回りの異常確認

・ブレーキパットの残量確認

など、万が一の様々な故障リスクの軽減ができます。

また、メンテナンスを定期的に実施すれば、部品の劣化や消耗品の交換など、いち早い不具合の解決にも繋がるでしょう。

車に違和感を感じた場合は早めに業者に確認する

車に普段とは違う違和感を感じた際には、すぐに修理業者に診断してもらいましょう。

車の故障は早期診断を行うことで、大きな修理費用もしくは万が一のトラブルを未然に防げます。

「ブレーキの効きがいつもより悪い」もしくは「普段点灯しないチェックランプが点灯している」など不具合内容は様々です。

早期診断が後々の被害軽減に確実につながります。

車に負担がかかる運転をしない

車に負担がかかる運転を行わないことも、故障リスクを事前に防げる解決策の1つです。

車に負担がかかる運転としては、

・急アクセルや急ブレーキを行う運転

・長時間のアイドリングストップ

・車止めにタイヤを勢いよく止める行為

などが挙げられるでしょう。

車に負担がかかりやすい運転を行えば、ふとした瞬間に車に異常が発生する可能性があります。

まとめ

車に発生する異常はいつ起こるのか誰にも分かりません。

しかし、万が一の故障を事前に防ぐ方法や対処方法を把握することで、故障リスクを軽減し、車が故障することなく長年使用して頂けます。

故障内容には「パンク」やバッテリー上がりなどの不具合も考えられます。

とくにタイヤのパンクはある日、突然起こる可能性が最も高い故障内容です。

タイヤがパンクした際にはJAFや加入している保険会社レッカー搬送を使い、適切な対応をとりましょう。

車のメンテナンスを定期的に実施すれば、ある程度の故障リスクはカバーできます。

車を長年故障なく、使用し続けるためにも、定期点検や「車に負荷がかかる運転は行わないよう意識してみてください。

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