【洗浄記録】マツダ「タイタン」のDPF洗浄記録!~いすゞOEMタイタン編~ 目次1 タイタン2 タイタンDPF洗浄の効果3 洗浄4 ①分解5 ②通水検査6 ③浸漬7 ④洗浄8 ⑤乾燥9 ⑥研磨・組み上げ10 ⑦塗装11 ⑧梱包・ご返送12 最後に タイタン マツダ「タイタン」は2004年登場の5代目タイタンよりいすゞとのOEM供給となり、エルフベースへモデルチェンジしました。このタイタンは業務用トラックとしての人気が高い車輌です。充実した安全装備やドライバーのしごとを支える使い勝手の良さなどが特に物流会社などで採用される所以になっています。・メーカー:マツダ(いすゞOEM)・車種:タイタン・参考型式:TKG-LLR85 タイタンDPF洗浄の効果 タイタンのDPF洗浄をすることで、DPFのの不調を改善することが出来る可能性があります。特に以下の不調が改善される可能性があります。1.DPFランプが頻繁に点灯する・消えない2.強制再生・手動再生が出来ない3.DPFの新品交換費用が高い・・・DPFの事がよくわからない方でも分かりやすく、弊社の洗浄工程を写真でご説明させて頂きます。今回はいすゞOEMモデルのタイタンのDPF洗浄をご紹介します。 洗浄 ①分解 分解前のDPFアセンブリーになります。画像右側の細い方がエンジン側で画像左側が排気側になります。 まずは付属品のカバー類から外していきます。 アセンブリ状態から分解すると、こんなにも多くの酸化触媒、フィルタ、カバー類に別れます。 左画像がフィルタになります。右画像は酸化触媒でフィルタ前に付くものになります。 ②通水検査 通水検査でフィルタ内部の溶損がないかを確認していきます。詰まりはあるものの綺麗に通水するので溶損はなさそうです。 ③浸漬 弊社オリジナルの洗浄液に浸漬します。この洗浄液に浸漬することで、フィルタ内部のススやアッシュを分解し、除去しやすい状態にします。 ④洗浄 高圧洗浄機でフィルタ表面を傷つけないように丁寧に洗浄していきます。 高圧洗浄により出てきたアッシュです。このアッシュはエンジンオイルの燃えカスで、DPF再生では焼いて分解することが出来ず長く乗っている車のDPFほど多く詰まっている事があります。浸漬と洗浄を繰り返しススやアッシュを完全除去します。 ⑤乾燥 エアブローでフィルタ内の水分を飛ばし、ジェットヒーターで残った水分を飛ばしていきます。フィルタ内に水分が残っているとDPF再生時に高温の水蒸気が発生し、フィルタの劣化や溶損の原因になってしまう為、しっかり乾燥させてから組み上げ工程に入ります。 ⑥研磨・組み上げ フランジ面を研磨し、表面のサビや歪みを無くします。サビや歪みがあるとフランジの接点に隙間が空いて、排気漏れにつながります。 各パーツの研磨が終わったら最初に分解したカバー等を全て組み上げていきます。いすゞOEMのタイタンDPFは全パーツボルトで脱着可能なので、今回は溶接での組み上げはありません。 組み上げ完了です!インパクトと手締めでしっかり締め付けた後に、トルクレンチで1本1本締め付けの確認を行います。 ⑦塗装 耐熱塗料を吹き付けていきます。 ムラ無く塗料を吹き付け、赤外線ヒーターで焼き付けます。 ⑧梱包・ご返送 丁寧に梱包してお客様のお手元にご返送いたします。 最後に 大変長い工程説明にお付き合いいただき、ありがとうございます。タイタン(いすゞOEM)の洗浄作業工程はいかがだったでしょうか?弊社では他社にはない完全オーバーホル洗浄で対応させていただいております。非分解洗浄と比較しても、洗浄再生の効果が高いものとなっております。またDPFを新品に交換する際は30万円以上の見積もりになる場合もございます。弊社の洗浄では72,000円(税別)で往復送料無料です。DPFの不調でお悩みの方は、この機会に弊社の洗浄はいかがでしょうか?