【DPFマフラー洗浄】マツダ ボンゴを解体して修理洗浄|2024年最新版 【2024年1月31日更新】 今回の洗浄記録では、弊社で一番お問い合わせの多い、マツダのボンゴの施工をご紹介させていただきます。こちらの車種は全て、OEMのため同じDPFマフラーの部品を使用しています。これらは同一の工程で洗浄が可能です。トラック・バスも含めて、すべてのDPFマフラーの中で一番詰まりやすいのではないでしょうか。・メーカー:マツダ・車種:ボンゴ・純正品番:RFE2-20-600A0など・適合型式:KRなど 目次1 DPFマフラー分解洗浄のメリット2 DPFマフラー洗浄事例2.1 ①分解2.2 ②予備洗浄2.3 ③通水検査2.4 ④内部洗浄2.5 ⑤側面洗浄(遮熱カバー)2.6 ⑥乾燥2.7 ⑦溶接・組み上げ2.8 ⑧塗装2.9 ⑨完成・梱包3 最後に DPFマフラー分解洗浄のメリット 分解洗浄には3つのメリットがあります。1.内部の汚れも洗い流すことができる2.洗浄で効果がでるか適切な判断ができる3.洗浄前後でDPFマフラーの成分を測定できるDPFマフラーは分解しなくても洗浄可能です。しかし、分解しないと下記のような不安が残ります。・内部の汚れを除去できない・内部の破損や状態がわからない・性能に関わる成分の検査が適切にできない上記の分解洗浄のメリットについて解説します。 📩 問い合わせる 📞 今すぐ問い合わせる DPFマフラー洗浄事例 ①分解 こちらがボンゴのDPFマフラーになります。まずは遮熱カバーを取り外していきます。 遮熱カバーを外すとこのような状態になります。 続いて、DPFマフラー本体を切断していきます。 こちらが切断後の写真です。真ん中がDPFフィルター、右側が酸化触媒側です。煤(スス)でフィルタ表面が目詰まりしています。 ②予備洗浄 洗浄前に詰まり具合を確認します。 表面近くに詰まっていた煤(スス)が出てきます。 ③通水検査 ある程度詰まりが取れたら、水の通り具合、飛び方を確認します。通水検査によって、DPFフィルター内部の溶損がないかを判断していきます。 水の通りが悪い場合は、下の写真の様な状態になります。>>溶損に関してはこちら<< ④内部洗浄 内部の汚れをしっかりと洗っていきます。汚れの程度によって、洗浄時間が変わってきます。 この茶色のドロッとした粒状のものがアッシュになります。アッシュは不完全燃焼の排出ガスが内部に残留して凝固された状態になったものです。DPF再生で焼いて分解することが出来ないため、DPFの使用期間が長ければ長いほどアッシュが多く溜まっている傾向があります。※車種によってアッシュの形状や状態が若干異なります ⑤側面洗浄(遮熱カバー) 特殊洗浄機を用いて側面の汚れを落としていきます。 ⑥乾燥 洗浄工程が完了したら室内100℃の乾燥室に3日間入ります。DPFフィルター内部に水分が残ると故障の原因になりますので、しっかりと乾燥をさせます。※場合によってはジェットヒーターでの乾燥も行います。 ⑦溶接・組み上げ DPFマフラーを切断して酸化触媒とDPFフィルターを分解したため、溶接でDPFを組み直していきます。 溶接が終わると、遮熱カバーの取り付けをします。 ⑧塗装 遮熱カバーを取り付ける際に、溶接で焼けた部分やフランジを塗装していきます。 ⑨完成・梱包 組み上げ完了後に丁寧に梱包してお客様のお手元にご返送いたします。 最後に ボンゴの洗浄作業工程はいかがだったでしょうか?弊社では特殊洗浄を用いた完全オーバーホール洗浄で対応いたしております。またDPFを新品に交換するとなると15万以上の出費になる場合もございます。弊社の洗浄では64,000円(税別)で往復送料無料となります!DPFマフラーの不調でお悩みの方は、この機会に弊へお問い合わせください。 📩 問い合わせる 📞 今すぐ問い合わせる