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洗浄

キャンター

トラック

三菱ふそう

【DPFマフラー洗浄】三菱ふそう キャンターのマフラーを洗浄修理|2024年最新版

目次

キャンターの歴史は古く、初代モデルは1963年に登場しました。

小型トラックでありながら力強い走行は可能で、運転のしやすさなどが主な特徴です。

積載量が多くバリエーションも豊富なため、さまざまな需要に対応しています。

また日本のみならず、三菱ふそうブランドとして欧州でも販売されています。

今回の4P10型エンジンは、販売台数も非常に多いので、DPFドットコムでもDPFマフラーに関するお問い合わせ、洗浄のご依頼やリビルト品の販売も多くいただいています。

商品情報

メーカー

三菱ふそう

車種

キャンター

型式

TKG-FBA20

エンジン型式

4P10

DPFマフラー分解洗浄のメリット

分解洗浄には3つのメリットがあります。

1.内部の汚れも洗い流すことができる
2.洗浄で効果がでるか適切な判断ができる
3.洗浄前後でDPFマフラーの成分を測定できる

DPFマフラーは分解しなくても洗浄可能です。

しかし、分解しないと下記のような不安が残ります。

・内部の汚れを除去できない
・内部の破損や状態がわからない
・性能に関わる成分の検査が適切にできない

上記の分解洗浄のメリットについて解説します。

DPFマフラー洗浄事例

①分解

こちらが、三菱ふそうキャンターのDPFマフラーになります。

まずは、施工前点検を行います。

DPFフィルター、外観に破損がないかを確認します。

遮熱カバーを取り外していきます。

遮熱カバーを外すとこのような状態になります。

続いて、切断箇所のマーキング後にDPFマフラー本体を切断していきます。

こちらが切断後の写真です。

真ん中がDPFフィルター、右側が酸化触媒側です。

煤(スス)でフィルタ表面が目詰まりしています。

②予備洗浄

洗浄前に詰まり具合を確認します。

表面近くに詰まっていた煤(スス)が出てきます。

表面にあった汚れが洗い流されています。

③目詰まり検査

ある程度詰まりが取れたら、水の通り具合、飛び方を確認します。

通水検査によって、フィルタ内部の溶損がないかを判断していきます。

写真の赤丸内がアッシュになります。

続いて、光検査・通針検査・通風検査を行います。

目詰まり検査4項目をクリアしたDPFフィルターのみ洗浄可能となっております。

各工程で確実な点検を行っております。

④内部洗浄

高圧洗浄機で内部に詰まっているアッシュを砕きます。

砕いたアッシュを反対側からしっかりと洗い出します。

汚れの程度によって、洗浄時間が変わってきます。

この茶色の粒状の塊がアッシュになります。

アッシュは不完全燃焼の排出ガスが内部に残留して凝固された状態のなったものです。

DPF再生で焼いて分解することが出来ないため、DPFマフラーの使用期間が長ければ長いほどアッシュが多く溜まっている傾向があります。

時間をかけて洗浄していき、DPFフィルターの中に詰まっていたアッシュが無くなりました。

DPFフィルターから抜けて出てきた、水も綺麗になっています。

特殊洗浄を終えた写真になります。

真ん中がDPFフィルター、右側が酸化触媒になります。

⑤側面洗浄

特殊洗浄機を用いて錆や汚れを落としていきます。

錆や汚れが落ちて綺麗になった写真です。

⑥乾燥

洗浄工程が完了したら室内100℃の乾燥室に3日間入ります。

DPFフィルター内部に水分が残ると故障の原因になりますので、しっかりと乾燥をさせます。

⑦組み上げ

DPFマフラーを切断して酸化触媒とDPFフィルターを分解したため、溶接でDPFを組み直していきます。

溶接が終わると、遮熱カバーの取り付けをします。

⑧塗装

溶接跡や遮熱カバーから出ている部分を塗装していきます。

※洗浄をして状態が良く、きれいなものに関しては塗装をせず、そのままお返しする場合もあります。

塗装をして綺麗になった状態です。

⑨梱包・発送

組み上げ完了後、丁寧に梱包をして発送いたします。

最後に

キャンターの洗浄作業工程はいかがだったでしょうか?

弊社のDPF洗浄は、特殊洗浄を用いた完全オーバーホール洗浄で対応いたしております。

またDPRを新品に交換するとなると30万円以上の見積もりになる場合もあります。

弊社の洗浄では基本料金72,000円(税別)で、往復送料込みになります!

DPFマフラーの不調でお困りの方は是非、DPFドットコムへお問い合わせ下さい。

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