【洗浄記録】日産「アトラス」のDPF洗浄記録!~いすゞ系OEMアトラス編~ 【2024年3月30日更新】 日産「アトラス」のDPFは年代や型式により使われているDPFが違います。・メーカー:日産・車種:アトラス・参考型式:TKG-BLR85 目次1 DPFマフラー分解洗浄のメリット2 洗浄2.1 ①分解2.2 ②通水検査2.3 ③浸漬2.4 ④洗浄2.5 ⑤乾燥2.6 ⑥研磨・組み上げ2.7 ⑦塗装2.8 ⑧梱包・ご返送3 最後に DPFマフラー分解洗浄のメリット 分解洗浄には3つのメリットがあります。1.内部の汚れも洗い流すことができる2.洗浄で効果がでるか適切な判断ができる3.洗浄前後でDPFマフラーの成分を測定できるDPFマフラーは分解しなくても洗浄可能です。しかし、分解しないと下記のような不安が残ります。・内部の汚れを除去できない・内部の破損や状態がわからない・性能に関わる成分の検査が適切にできない上記の分解洗浄のメリットについて解説します。 洗浄 ①分解 分解前のDPFマフラーになります。画像右側の細い方がエンジン側で左側が排気側になります。 まずは付属品のカバー類から外していきます。 分解すると酸化触媒、DPFフィルター、カバー類に別れます。 左側の画像がDPFフィルターになります。右側の画像は酸化触媒でフィルターの前に付くものになります。 ②通水検査 通水検査でフィルタ内部の溶損がないかを確認していきます。写真のものは詰まりはあるものの綺麗に通水するので溶損はなさそうです。 ③浸漬 当社オリジナルの洗浄液に浸漬します。この洗浄液に浸漬することで、フィルタ内部のススやアッシュを分解し、除去しやすい状態にします。⇒現在の洗浄工程では浸漬は行っておりません。 ④洗浄 高圧洗浄機でDPFフィルター表面を傷つけないように丁寧に洗浄していきます。 高圧洗浄により出てきたアッシュです。このアッシュはエンジンオイルの燃えカスです。DPF再生では分解することができません。長く乗っている車ほど多く溜まっています。 ⑤乾燥 エアブローでフィルター内部の水分を飛ばし、ジェットヒーターで残った水分を飛ばしていきます。フィルター内部に水分が残っているとDPF再生時に高温の水蒸気が発生し、フィルターの劣化や溶損の原因になってしまう為、しっかりと乾燥させます。 ⑥研磨・組み上げ フランジ面を研磨し、表面のサビや歪みを無くします。サビや歪みがあるとフランジの接点に隙間が空いて、排気漏れにつながります。 各パーツの研磨が終わったら最初に分解したカバー等を全て組み上げていきます。いすゞOEMのアトラスDPFは全パーツボルトで脱着可能なので、今回は溶接での組み上げは必要ありません。 組み上げ完了です!インパクトと手締めでしっかり締め付けた後に、トルクレンチで1本1本締め付けの確認を行います。 ⑦塗装 耐熱塗料を吹き付けていきます。 ムラ無く塗料を吹き付け、赤外線ヒーターで焼き付けます。 ⑧梱包・ご返送 丁寧に梱包してお客様のお手元にご返送いたします。 最後に 大変長い工程説明にお付き合いいただき、ありがとうございます。アトラス(いすゞOEM)の洗浄作業工程はいかがだったでしょうか?弊社では他社にはない完全オーバーホル洗浄で対応させていただいております。非分解洗浄と比較しても、洗浄再生の効果が高いものとなっております。またDPFを新品に交換する際は30万円以上の見積もりになる場合もございます。弊社の洗浄では72,000円(税別)で往復送料無料です。DPFの不調でお悩みの方は、この機会に弊社の洗浄はいかがでしょうか? 📩 問い合わせる 📞 今すぐ問い合わせる