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ワーゲン
【フォルクスワーゲン】ディーゼル車 DPF洗浄で再生できます
目次
フォルクスワーゲンのDPF洗浄もお任せください!
ディーゼル先進国の外車にお乗りの皆さん。
DPFの目詰まりでお悩みではありませんか?
今回ご紹介するのは、フォルクスワーゲン(VolksWagen)のDPF洗浄です!
洗浄する車種は・・・
「T5」
大容量で使い勝手のよいワンボックスで、商用利用からキャンピング仕様まで幅広く愛用されています。
T5のDPFを分解・洗浄!
コチラが今回届いたDPF。見た目は比較的きれいですね!
写真が見にくいですが、お客様が外そうとした差圧パイプのねじ山がつぶれており、メス側も損傷しているため、これは適合するものに取り替えます。
まずは切断!
蓄積したノウハウでDPFを傷つけないよう、的確な位置で切断します。
切断面
目視で溶損や触媒ワレなどの破損がないことを確認します。
ススが裏面(EX側)に回っているのは少し気になります。
周囲のグラスウールから回り込んでいる場合もありますので、しっかりとアッシュを流しだすことで解消しましょう。
各種溶損確認試験を行います。
下は通水試験の様子。
黒煙を含んだ黒い水がちょろちょろとでてきます。
洗浄液に浸漬します。
SiC製のDPFは、フィルター部(グレー色)の間のセラミック緩衝材(白い格子状)が比較的弱いため、あまり強い洗浄液に長時間漬けると脆くなります。
当社では、SiC製とコージェライト製DPFで、それぞれ最適な溶液を時間調整して使用しています。
規定の時間浸漬後、溶液から引き揚げ、洗浄していきます。
出てきたアッシュは通常のアッシュでした。
洗浄液により溶けかかり、排出されやすくなった大量のアッシュが出てきます。
外殻の金属表面の汚れ・錆びを丁寧に研磨仕上げし、ヒーターで完全に乾燥させます。
キレイに洗浄・乾燥できました。
ここから職人の溶接技術により、切断したDPFを復元していきます。
今回は、センサーボスと差圧パイプボスのメスネジが2カ所ねじ山潰れを起こしていたため、互換性のあるキャンターのボスを移植します。
このような互換性の知識や移植技術など、当社には独自ノウハウがたくさんあります。
完成!
ディーゼル先進国の外車にお乗りの皆さん。
DPFの目詰まりでお悩みではありませんか?
国内の外車ディーラーで整備を依頼しても設備やサービス・部品自体がないことも・・・
フォルクスワーゲン T5 のような珍しい外車でも、当社の技術・ノウハウを生かして可能な限りDPFの復活にご協力させていただきます!
- 輸入しないとDPFが手に入らない
- 廃盤でDPFを製造していない