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キャンター
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三菱ふそう
【DPFマフラー洗浄】三菱ふそう キャンター分解型を洗浄|2024年最新版
目次
キャンターの歴史は古く、初代モデルは1963年に登場しました。 小型トラックでありながら力強い走行は可能で、運転のしやすさなどが主な特徴です。積載量が多くバリエーションも豊富なため、さまざまな需要に対応しています。 また、日本のみならず、三菱ふそうブランドとして欧州でも販売されています。 キャンターはバリエーションも多く、販売台数も非常に多いので、DPFドットコムでもDPFマフラーに関するお問い合わせ、洗浄のご依頼やリビルト品の販売も多くいただいています。
商品情報
メーカー |
三菱ふそう |
---|---|
車種 |
キャンター |
型式 |
PDG-FG73D |
エンジン型式 |
4M50(T4) |
DPFマフラー分解洗浄のメリット
分解洗浄には3つのメリットがあります。 1.内部の汚れも洗い流すことができる 2.洗浄で効果がでるか適切な判断ができる 3.洗浄前後でDPFマフラーの成分を測定できる DPFマフラーは分解しなくても洗浄可能です。 しかし、分解しないと下記のような不安が残ります。 ・内部の汚れを除去できない ・内部の破損や状態がわからない ・性能に関わる成分の検査が適切にできない 上記の分解洗浄のメリットについて解説します。
DPFマフラー洗浄事例
①分解
こちらが、キャンターのDPFマフラーになります。
まずは、施工前点検を行います。 DPFフィルター、外観に破損がないかを確認します。
施工前点検で異常がなければ、DPFマフラーを分解していきます。
分割するとこの様な状態になります。 真ん中がDPFフィルター、右側が酸化触媒になります。
②予備洗浄
洗浄前に詰まり具合を確認します。 表面近くに詰まっていた煤(スス)が出てきます。
洗浄機によって表面にあった汚れが洗い流されていきます。
③目詰まり検査
ある程度詰まりが取れたら、水の通り具合、飛び方を確認します。 通水検査によって、DPFフィルター内部の溶損がないかを判断していきます。
下記の写真のように、アッシュや煤(スス)が詰まっていると水の通りが悪くなります。 >>溶損に関してはこちら<<
続いて、光検査・通針検査・通風検査を行います。 目詰まり検査4項目をクリアしたDPFフィルターのみ洗浄可能となっております。 各工程で確実な点検を行っております。
④側面洗浄
特殊洗浄機を用いて錆や汚れを落としていきます。
錆や汚れが落ちて綺麗になった写真です。
⑤内部洗浄
高圧洗浄機で内部に詰まっているアッシュを砕きます。 砕いたアッシュを反対側からしっかりと洗い出します。 汚れの程度によって、洗浄時間が変わってきます。
この灰色の粒状の塊がアッシュになります。 アッシュは不完全燃焼の排出ガスが内部に残留して凝固された状態のなったものです。 DPF再生で焼いて分解することが出来ないため、DPFマフラーの使用期間が長ければ長いほどアッシュが多く溜まっている傾向があります。
時間をかけて洗浄していき、DPFフィルターの中に詰まっていたアッシュが無くなりました。 DPFフィルターから抜けて出てきた、水も綺麗になっています。
特殊洗浄を終えた写真になります。 真ん中がDPFフィルター酸化触媒、右側が酸化触媒になります。
⑥白金含有量測定
洗浄後に酸化触媒に含まれる白金含有量の測定行います。 基準をクリアした酸化触媒のみ製品として扱っております。
⑦乾燥
洗浄工程が完了したら室内100℃の乾燥室に3日間入ります。 DPFフィルター内部に水分が残ると故障の原因になりますので、しっかりと乾燥をさせます。
⑧組み上げ
分解した、DPFマフラーを組み上げ直します。
折れていたボルトを補修しました。 車種によっては、ボスやフランジ、蛇腹も補修可能となっております。 ※破損補修の際は、追加料金をいただきます。
⑨塗装
補修跡やフランジ部を塗装していきます。 ※洗浄をして状態が良く、きれいなものに関しては塗装をせず、そのままお返しする場合もあります。
塗装をして綺麗になった状態です。
⑩完成~発送
組み上げ完了後、丁寧に梱包をして発送いたします。
最後に
キャンターの洗浄作業工程はいかがだったでしょうか? 弊社のDPF洗浄は、特殊洗浄を用いた完全オーバーホール洗浄で対応いたしております。 またDPRを新品に交換するとなると60万円以上の見積もりになる場合もあります。 弊社の洗浄では基本料金72,000円(税別)で、往復送料込みになります! DPFマフラーの不調でお困りの方は是非、DPFドットコムへお問い合わせ下さい。