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【洗浄解説】いすゞ「エルガ」大型バスのDPF洗浄もDPFドットコムへ!
目次
エルガのDPF洗浄
今回はいすゞの中型バス「エルガ」の洗浄記録になります。
エルガのDPFマフラーは同メーカーのいすゞの中型トラック「フォワード」と同じものが搭載されています。
エルガ洗浄記録
①分解
まずは分解していきます。
差圧パイプ・カバー類を外していきます。
いすゞのDPマフラーは、画像の通り基本的に3分割で分かれる構造のものが多いです。
向かって左側がDPFフィルター、中央がリアカバー、右側が酸化触媒になります。
DPFフィルターは排気ガスの入ってくる側なので煤(スス)で黒くなっているのが分かると思います。
②通水確認
分解が終わり、次はフィルタの通水の確認を行います。
この作業で、見た目ではわからないDPFフィルター内部の溶損を判断すると同時に、溜まっている煤(スス)やアッシュなどの汚れを押し出します。
通水すると画像の様に煤(スス)混じりの黒い水や、茶色のアッシュ(エンジンオイルの燃えカス)が押し出されてきます。
③浸漬
この工程では、弊社独自開発の薬品に浸し、煤(スス)やアッシュを科学の力で分解します。
④洗浄
浸漬が終わり、取り出したDPFフィルターです。
ここから高圧洗浄機を使用して手洗いしていきます。
浸漬の効果もあり、DPFフィルターの表面に固着していた煤(スス)が取れていきます。
分かりづらいですが、画像の赤丸部分がDPFフィルター表面の煤(スス)が高圧洗浄によって、剥がされて飛ばされてる様子です。
この洗浄工程と、先ほどの浸漬工程を繰り返し施工し、最終的に通水して煤(スス)やアッシュ混じりの水が出なくなれば洗浄完了となります。
⑤乾燥・研磨・組み上げ(溶接)
研磨
洗浄が終了したので、研磨し、表面の汚れやサビを落としていきます。
リアカバーのフランジ面も丁寧に磨いていきます。
DPFフィルターのフランジ面研磨です。
サビ汚れが一目瞭然!
乾燥
エアブローとジェットヒーターで乾燥させ、DPFフィルターや触媒内部の水分も飛ばしていきます。
組み上げ(溶接)
各パーツの研磨が終わり、ここから元の状態へ組み上げていきます。
組み上げ完了です!
ボルトの緩みが無いか1本1本確認しています。
エルガのDPFは各部品がボルトで分解出来る構造になっているので、溶接は必要ありませんが、他のメーカーや車種では溶接で組み上げる場合もあります。
⑥塗装
マフラー用の耐熱塗料でムラなく綺麗に塗装していきます。
塗装が終わると、塗装剥がれが起こりにくくするため、赤外線ヒーターで焼き付け、乾かしていきます。
⑦梱包・ご返送
丁寧に梱包し、お客様のお手元にご返送します。
最後に
大変長くなりましたが、以上が洗浄の工程になります。
弊社ではこの工程を3日間で、実施させて頂いております。
限り無くDPF本来の性能に近づけるため、1工程ずつ丁寧に施工しております。
新品交換で30万以上のお見積りも、弊社の洗浄では費用を半分以下に抑えることが出来ます。
エルガの場合92,000円(税別)で、送料込みでご案内しております。
また洗浄での対応が難しいものも、新品のものより格段にお安い弊社取扱のリビルトDPFをご案内しております。
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