【DPFマフラー洗浄】三菱 デリカD:5を分解して洗浄修理|2024年最新版 【2024年2月9日更新】 三菱「デリカ D:5」はその名の通り、デリカシリーズの5代目になります。初代はバンタイプの商用車として登場しましたが、度重なるモデルチェンジを経て、現在では、SUVとミニバンの特徴を兼ね揃えた唯一無二の車輌として人気を博しております。 ・メーカー:三菱・車種:デリカ D:5・代表品番:1584A858など・適合型式:LDAなど 目次1 DPFマフラー分解洗浄のメリット2 DPFマフラー洗浄事例2.0.1 ①分解2.1 ②予備洗浄2.2 ③通水検査2.3 ④内部洗浄2.4 ⑤側面洗浄2.5 ⑥乾燥2.6 ⑦溶接・組み上げ2.7 ⑧完成・発送3 最後に DPFマフラー分解洗浄のメリット 分解洗浄には3つのメリットがあります。1.内部の汚れも洗い流すことができる2.洗浄で効果がでるか適切な判断ができる3.洗浄前後でDPFマフラーの成分を測定できるDPFマフラーは分解しなくても洗浄可能です。しかし、分解しないと下記のような不安が残ります。・内部の汚れを除去できない・内部の破損や状態がわからない・性能に関わる成分の検査が適切にできない上記の分解洗浄のメリットについて解説します。 📩 問い合わせる 📞 今すぐ問い合わせる DPFマフラー洗浄事例 ①分解 こちらがデリカ D:5のDPFマフラーになります。まずは遮熱カバーを取り外していきます。 遮熱カバーを外すとこのような状態になります。 切断作業に入ります。DPFマフラーの個体差や使用環境によっては、酸化触媒やDPFフィルターが多少ずれていることもあるので、慎重に切断していきます。 右側がDPFフィルターになります。酸化触媒側も切断していきます。 左側が酸化触媒、右側がDPFフィルターになります。 ②予備洗浄 洗浄前に詰まり具合を確認します。 表面近くに詰まっていた煤(スス)が出てきます。 ③通水検査 ある程度詰まりが取れたら、水の通り具合、飛び方を確認します。通水検査によって、DPFフィルター内部の溶損がないかを判断していきます。 水の通りが悪い場合は、下の写真の様な状態になります。>>溶損に関してはこちら<< ④内部洗浄 内部の汚れをしっかりと洗っていきます。汚れの程度によって、洗浄時間が変わってきます。 このオレンジ色の棒状の塊がアッシュになります。アッシュは不完全燃焼の排出ガスが内部に残留して凝固された状態になったものです。DPF再生で焼いて分解することが出来ないため、DPFマフラーの使用期間が長ければ長いほどアッシュが多く溜まっている傾向があります。※車種によってアッシュの形状や状態が若干異なります ⑤側面洗浄 特殊洗浄機を用いて側面の汚れを落としていきます。 切断したパーツ、遮熱カバーも同様に側面洗浄していきます。 ⑥乾燥 洗浄工程が完了したら室内100℃の乾燥室に3日間入ります。DPFフィルター内部に水分が残ると故障の原因になりますので、しっかりと乾燥をさせます。※場合によってはジェットヒーターでの乾燥も行います。 ⑦溶接・組み上げ DPFマフラ―を切断して酸化触媒とDPFフィルターを分解したため、溶接でDPFを組み直していきます。 溶接が終わると、遮熱カバーの取り付けをします。 ⑧完成・発送 洗浄の全行程は完了になります。丁寧に梱包してお客様のお手元にご返送いたします。 最後に デリカ D:5の洗浄作業工程はいかがだったでしょうか?弊社では他社にはない完全オーバーホール洗浄で対応させていただいております。非分解洗浄と比較しても、洗浄再生の効果が高いものとなっております。またDPFを新品に交換する際は30万円以上の見積もりになる場合もございます。弊社の洗浄では64,000円(税別)で往復送料無料です。DPFマフラーの不調でお悩みの方は、この機会に弊社の洗浄はいかがでしょうか? 📩 問い合わせる 📞 今すぐ問い合わせる