【2019年版】DPF問合わせ件数ランキングTOP3(中型トラック編) 【2019年版】DPF問合わせ件数ランキングTOP3(中型トラック編) DPFドットコムでは月間300件近いDPFのお問い合わせをいただいています。整備をしても消えないDPFランプに困っている整備士の方ディーラーの高額な部品交換を宣告された運送会社の方走行中に手動再生が頻発して仕事にならないユーザーの方・・・お問い合わせの内容は車種も症状も様々です。 その中で、中型トラックについて過去500件中のお問い合わせが多かった車種をランキングし、各車種の特徴や注意点などをご紹介します。*当社の経験を基にした偏った見解であることはご了承ください。 第3位 三菱ふそう ファイター 16件 三菱ふそう ファイターは取扱数自体は目立って多くありません。平成16~18年純正定価:¥646,000~¥1,137,000平成19年~23年純正定価:¥609,000平成23年~純正定価:¥646,000DPFドットコム製リビルト:¥100,000〜平成16~18年の酸化触媒のみで構成されるファイターは、数品番存在しますが、ME409163は言葉を失うほどの高額部品です! 19年以降、SiC材料を使用したDPFが採用されたため、溶損は比較的少ないです。 【特徴】三菱ふそうのDPF全体的に言えることですが、酸化触媒のズレ込みが非常に多いです。 排気圧によって酸化触媒のズレ込みは発生しますが、DPFと酸化触媒の間に温度センサーが伸びているため、干渉・破損が起こるのです。 触媒ズレによるセンサー破損を避けるため、酸化触媒のズレ防止を行う必要があります。DPFドットコムでは触媒ズレ防止加工を行っております。 第2位 いすゞ フォワード 19件 いすゞの中型トラック フォワードも取り扱い量自体多くはありません。フォワードは平成19年から現在に至るまで、4回にわたるDPDの変更がありました。 メーカー純正新品 定価¥438,000などDPFドットコム リビルト品¥140,000〜※すべて税抜価格最新型を除き、よく似た形状の三分割式DPDです。エルフを大型にしたような印象ですね。平成19~26年までのDPDは全体の6割ほどが溶損しています。 DPDフィルターはコージェライト材料を使用しており、耐熱衝撃性に優れています。押出成形で製造され、気孔率など設計の自由度が高いなどの利点があります。その反面熱伝導率が低く、強制再生時などで、局所的なススや余剰燃料の燃焼が起こった際に溶損しやすいなどのデメリットもあります。 第1位 日野 レンジャー 31件 レンジャーは問い合わせ件数が非常に多いです。レンジャーはJ07EをはじめJ型エンジンの数が多いです。しかし、排気量4,728cc(J05D)から7,684cc(J08E) まで幅広く存在し、DPRフィルターサイズもまちまちです。 レンジャーは非常に溶損が多い車種でもあります。J07E、J08E エンジンに搭載のDPRフィルターは年式によらず8割ほどが溶損しています 日野では排気ガス浄化装置のことをDPR(ディーゼル・パーティキュレ―ト・アクティブ・リダクション・システム)と呼びます。 メーカー純正新品 定価¥400,000、¥460,000などDPFドットコム リビルト品¥229,000〜DPFドットコム オリジナル新品¥229,000〜※すべて税抜価格