レンジャーの触媒の洗浄について
今回は、日野自動車のDPRマフラー洗浄記録になります。
DPFドットコムでも、日野デュトロに次いで、レンジャーはたくさんのご注文を頂いております。
このサイトに辿りついたということは、以下の事でお悩みではないでしょうか?
2. 強制再生・手動再生が出来ない
3. DPRの交換費用が高い・・・。
レンジャー
・車種 : レンジャー
・型式 : PB-FC6JKFA
・エンジン型式 : J05D
・年式 : H.17年
DPRの事がよく分からない方でも分かりやすく、出来るだけ写真を使って洗浄の様子を分かりやすくご説明させていただきます!
それでは洗浄を開始していきます!
洗浄開始
こちらがレンジャーの触媒。DPRマフラーになります。右側が酸化触媒・真ん中がフィルター左が防音の役目を果たしています。
この真ん中部分にあるのがセンサーになります。
左が真ん中のセンサーで、右がマフラー出口のセンサーです。明らかに、触媒の真ん中にあるセンサーのほうが汚れていますね。
こちらはエンジン側・マフラー入口の写真です。
入口から炭化物がぎっしりと詰まっています。
触媒を3つに分解していきます。こちらはDPRフィルター出口。すごく綺麗です。
こちらはエンジン側のフィルターです。カーボンで真っ黒になっているのが確認できます。
これだけのススを全てフィルターでキャッチして、マフラー内で燃焼してくれています。
カーボンがフィルターに固着して、空気の通り道を完全にふさいでしまっているのが確認できます。
軽く水洗いをして・・・・・。洗浄機に投入していきます。触媒を中央に置き下部から、キャビテーション洗浄を行っていきます。
微細な泡と特殊な洗浄液によって汚れを落としていきます。フィルターの出口から入口にかけて空気を送り込んでいきます。
カーボンとアッシュが混ざったものが、泡と一緒にあふれ出してきます。このまま、5時間ほどキャビテーション洗浄を行っていきます。
5時間後に一度洗浄液から取り出して、通水し確認をしていきます。
内部に滞留している炭化物やアッシュを水圧で押し出していきます。
真っ黒の液体がでてきました。これは、凝固していたカーボンやアッシュが液状化したものです。
10分ほど経っても大量のカーボンがでてきました。
通水は、貫通していない場所を確認しながら丁寧に行っていきます。
大量のカーボンが容器の底に付着しているのが分ります。
キャビテーション洗浄 ⇒ 通水確認 ⇒ キャビテーション洗浄 ⇒通水確認 を何度も何度も繰り返していきます。
通水後は、空気のとおりも良くなっておりキャビテーション洗浄も泡立ちが良くなっています。
茶色がかっているものが、アッシュです。アッシュとはエンジンオイルの燃えカスで熱に溶けない性質をもっています。
マフラー内部ではこのアッシュが問題であり、ディーラーや整備工場も手を焼いています。
しかし、弊社採用の特殊溶剤では問題なく洗浄が可能となっております。
この時点で貫通は確認出来ていましたが、このまま5時間ほど洗浄機にかけていきます。
洗浄機のスイッチを切ると周りにカーボンが付着しています。
ここで最終チェックのために洗浄機から取り出していきます。
いくら通水しても真水しか出てこなくなりました。
真っ黒だった触媒がここまでキレイになるのは気分がいいですね。
どこの部分から通水させても水が貫通してくれいるのが分ると思います。
この後追加で、差圧パイプと酸化触媒も洗浄を行い洗浄は完了となります。
洗浄完了
フィルターも外から見てこんなにも綺麗になりました。
最後に
レンジャーの洗浄はいかがだったでしょうか?
40万円以上の見積もりも、洗浄では88000円(税込)で往復送料無料です。
今の時代は、DPRマフラーは新品に替えるのではなく、洗浄をして再利用する時代だと思います。
弊社採用の特殊溶剤では、一体型で洗浄が難しいといわれる触媒マフラーも洗浄が可能です。
現在往復で送料無料キャンペーン中(沖縄・離島を除く)ですので、この機会に洗浄はいかがでしょう?
DPRマフラーの詰まり・のランプ点滅や点滅などでお困りの方は是非、DPFドットコムへお問い合わせください。